高齢ドライバーによる事故の原因と実際の事例を紹介

この記事では実際の事例と共に高齢ドライバーの事故原因について紹介していきます。

ご家族・知人にこんな運転をしている人はいませんか?

・安全確認ができていない(明らかに見えてない・予測できていない)
・操作がバタバタし落ち着かない
・車に小傷が増えてきた
・ヒヤリハットが多い
 ※ヒヤリハットとは・・・重大事故に直結してもおかしくない一歩手前の事例(車線変更時に他車とぶつかりそうになる、交差点で歩行者と接触しそうになる)

長年1人で運転されているため全てが「自己流」になっています。

高齢ドライバーによる事故の原因は?

死亡事故の人的要因比較(令和元年)

(引用:内閣府HP https://www8.cao.go.jp/koutu/taisaku/r02kou_haku/zenbun/genkyo/feature/feature_01_3.html)

この人的要因比較を基に高齢ドライバーによく見られる行動を紹介していきます。

右左折時の巻き込み確認ができていない

比較的遅い速度でゆっくり運転している高齢ドライバーによく見られる傾向。
「これだけゆっくり曲がっていれば周りがなんとかしてくれる。もみじマークもつけてるし」という考えを持った方もいらっしゃいます。

サイドミラーをたたんだまま走行

街でも見かけたことないでしょうか。
サイドミラーまで意識がいっていないのです。
この状態では右左折時の歩行者・自転車の巻き込み事故が起こるのも時間の問題。
車線変更時もバックミラーだけで対応している方もいらっしゃいました。

黄色信号が止まれない又は判断ができない

信号の先が渋滞しているにも関わらず交差点に進入。
交差点の中央で停車し他車の進行を妨害している。

操作がバタバタしている

バックミラーやシート調整を信号待ちの度に行ったりと余計な操作が多く、本来行うべき操作ができていない。

道路標識に従わない

一時停止を見落としたり、一方通行の標識が見えておらず逆走する。
スーパーの駐車場で逆走するケースもあります。

いきなりスピードが速くなる

幹線道路など幅が広い道で急加速する。
速度が一定ではなく同乗者が恐怖を感じる。

緊急車両のサイレンに気付かない

加齢により耳が聴こえづらくなり緊急車両のサイレンに気付かず走行する

運転に余裕がない

運転することに精一杯。
同乗者と会話ができない・会話がかみ合わない

運転を指摘されると怒る

ご家族から高齢ドライバーご本人に「今のは危なかったのでは、、」と指摘すると怒られるケース

さいごに

「いつも通ってる道だから大丈夫」

大丈夫ではありません。
高齢ドライバーによる事故の多くは自宅付近で発生しています。
いつも通ってる道だからこそ安全確認を怠り事故につながります。

あなたの両親や知人が事故を起こす前に、免許返納を含め対策を考えてはいかがでしょうか。

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